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その場のノリとテンションで開設しちゃった系な徒然すぎるブログですよ。 まさかの二年目!
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サークル行ってきました。
皆やっぱりうめぇ。語彙も豊富。ネタも豊富。
入ろうかな……入っちゃおうかな。
面白いひとも多いし。
カラオケアニソン歌えそうだし。
カラオケアニソン歌えそうだし!

なんか一ヶ月も文あげないのは駄目な気がしたので、文サーの講評用に書いたsssを上げときます。
叙情的だよね、と言われて、はあつまりリリカルですねわかります、と返さないようにするので精一杯だった希ガス。
オリジナルだけどね。



不可視の領域に、貴女はいる。
と、思っていた。






だから私はその扉を開けられない。

気付けば、私は一つの教室の前に来ていた。目的も何もあったわけじゃなく。まるで扉の引力に引かれたように、無意識に。そして聴覚がそれを感知した瞬間、私は動けなくなった。踵を返すことも、その扉を開けて中に入ることも。私は、できなくなった。
扉の対から漏れ出すのは感情の発露。爆発的に激しく、台風並に荒々しい、それはこころの奔流だった。

あの娘だ。

私は瞬時に理解する。

ガラスの破片のように鋭利な瞳で、講堂の最奥、孤独な遥か高みから眼下を見下ろしている、あの娘。

それは語る。熱のように風のように、弁を振るう。あるときは悲愴を。あるときは憤りを。あるときは愛を。

だけどあの娘は。

あの娘は何時だって、冷ややかな貌で冷ややかに話す。まるで温もりを失ってしまったように。凍っているかのように、あの娘の情はわずかも揺らがない。人間らしさの欠けた、人形みたいな娘だと、考えていた。

人間みたいな人形だと。

思っていた。

それがまさかこんなにも激情を、こんなにも熱動を、秘めていたとは。

と、不意に、それの波調が変わる。

もしかして聞いているのを気取られてしまったか、という一瞬の焦燥の後、それが杞憂だったと理解すると同時にそれまでがただの前哨だったのだと、理解する。

加速する、律動。
乗せた情念が、ただひとつに集束していく。
だけど奔流はむしろ増して、膨れていく。
溢れる、溢れる、内側から。
熱く冷えたしずくのように。

――ああ。

ひょっとしたら――この予調があったから、私はこの部屋に引きつけられたのかもしれない。惹きつけられたのかもしれない。

私は彼女に、最後まで言わせてあげたいと思う。
その感情。謳われたその感情。私には、深く慣れ親しだものだから。あの娘と同じように、ひとりの私には。

だから――最後まで、聞かせてほしいと思う。
 

だから私はその扉を開けられない。









サイトに上げてるみたいな改行をあまりせずにアップ。
でも、word文章だからそのままあげてもよかったのですけれど、ぎっしりでちょっと読みがたいかな、と思ったので、これぐらいは開けときました。
しかしやばい。
絵だけじゃなくて文章も野郎書けなくなってる。 
 
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